2008年12月8日月曜日

Senegal:イランの自動車メーカー進出


The Autochannnelの記事より。
セネガルにはすでにインドTATA社のバス組み立て工場がありますが、今度はイランのKhodro Carsの乗用車組み立て工場ができました。この会社は日本では無名ですが中東で最も大きな自動車メーカーということです。工場に先立ち、以前から激しい老朽化が問題視されていた空港のタクシーをこのKhodro Carsは同社のセダンMandoryに全部リニューアルしています。また、ダカールのタクシーは黄色と黒というカラーリングに決まっていたのですが、Mandoryタクシーは黄色一色のカラーリングで差別化を図っています。私も乗りましたが、ごく普通の乗用車で、日本車や韓国車に比べて見劣りがすることもなく、よかったです。前は空港のタクシーと言えば、妙な客引きや奪い合い、荷物を持つから手数料よこせなどのサービス押し売りからはじまって、やっと乗ったと思ったら、走ってるのが不思議なようなボロ車で、車体はボコボコ、窓は全部割れている、床に穴があいていて道路が見えるとかいうのやら、40km以上でないとかやたら無駄に安全だったり、あげくの果てにすぐにガソリンスタンドに入り、「ガソリン入れるから運賃を前払いしてくれ」というなど、セネガルで最低のタカリ集団で観光客の第一印象を決定的に悪くする原因だったのですが・・・
これをまあ車だけでも改善したということです。(もちろん、気をつけないとボロ車に乗せられる可能性あります。)
タクシーといえば、TATAの小型車を使い、女性ドライバーのみで運営しているTAXI SISTAというサービスも登場しています。これは乗ったことがないので乗り心地とかはわかりません。
ただ、車体は新しくなってもダカールのタクシーは全部「値段交渉制」です。目的地までのだいたいの運賃を知っておく必要があります。これに関してはちょっと年期の入ったタクシーで年寄りのおっちゃんが運転してるのがだいたい妥当な値段で交渉せずとも行ってくれます。以前に比べて交渉時間は短くなった気がします。
話がずれてしまいましたが、今回のKhodro Carsの工場は今はMandory一種しか生産していませんが、このラインはBandoピックアップとプジョーRoaも生産できるそうです。

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