2008年12月14日日曜日

Africa:News Round Up 12/14


まずは、モーリタニアですが、2005年に起きた軍事クーデターから軍政に移っているわけですが、今年の8月にまたもやクーデターがあり、前大統領は収監されています。それから監獄で日常的な拷問が行われているなどの報道があり、EUなどが前大統領を解放しなければそれなりの措置を講ずると発表するなど、もめています。モーリタニアはややこしい国です。国土はほとんど砂漠なのですが、一部では灌漑による果樹栽培などが行われていて、ジュースなどを輸出しています。しかし、この国の外貨収入源は「海」です。日本でも、モンゴウイカやゆでだこなどはよくモーリタニア産と書いてあります。また、ヨーロッパもこの国の漁業権を買っています。ということで、この国の状況が落ち着かないともしかしたらタコイカの値段が上がったりするかもしれません。

次に、12/1は世界AIDSデイでしたが、抗AIDS薬の試験をフランスのジャン・クロード・シェルマン教授がコートジボワールと南アで臨床で行い、50%という高い確率でAIDSの進行をストップすることができたとAfrik.comが伝えています。しかし、米国で同じ薬は30%しか効果がなかったということです。

今コレラといえばジンバブエを考えますが、トーゴでもコレラが発生しているようです。今、ダカールなどは気温が24度とかに下がって、一応冬なのですが、ギニア湾岸諸国ではとても暑い季節です。付近のガーナやベナンでも生水には注意が必要です。

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