2008年12月17日水曜日

Niger:国連のカナダ人誘拐される


Afrik.comが伝えるところによると、16日の朝にFront des Forces de Redressement (FFR) というトアレグ族のゲリラがカナダ人外交官2名をティラベリ付近で誘拐したと発表しました。Robert Fowler氏とLouis Guay氏で、双方とも国連のミッションに属しているということです。また、彼らの運転手の行方もわからなくなっています。またラジオカナダによると行方の分からない4人目がいるということですが、誰かわかっていないそうです。FFRは「タンジャ政権に協力する外交関係者に対する警告である」と言っています。
ニジェールは来年、大統領選挙を控えており、タンジャはすでに2期つとめているので憲法によれば来年の選挙には出馬できません。すでに何ヶ月も前から、憲法を改変してタンジャが自分が出れるように画策するという噂も出ています。ここにきて、またトアレグのゲリラが動き出したというのは極めて悪いしるしです。もめそうです。ニジェールに渡航する方は注意が必要です。渡航はできれば見直した方がいいでしょう。しかも今回はアガデスやア−リットといった、トアレグのたくさんいる砂漠地帯ではなく、ティラベリというニアメに極めて近いところで起きています。ティラベリが危ないということはもうニアメも危ないということだと思います。

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