2008年12月5日金曜日

RDC:ゴマでルワンダと外相会談


まったく進展が見られないコンゴ民情勢ですが、Jeune Afriqueによると本日コンゴ民の外相がルワンダ外相と会談するべくゴマに入ったようです。両国の外相クラスの会談は今回の問題が生じてから10月28日にコンゴ民外相がキガリを訪問するのを皮切りに今回で4度目を数えるようです。また、コンゴ民側は今回の会談に外相だけでなく、農相、高等教育相、農村開発相も参加しています。今回の内戦でキンシャサはキガリがンクンダの後ろ立てをしているとルワンダを非難。ルワンダ政府はこれを否定しています。反対にキガリは以前からRDCに潜んでいるフツ族の武装残党FDLRの武装解除をキンシャサに要求しています。
今回の会談には南北キブ州全域での停戦のための「アマニプログラム」のコーディネーターであるアポルネール・マル・マル神父も参加するそうです。ンクンダは単体でのキンシャサとの直接交渉を望んでいますが、キンシャサはこのアマニプログラムの中でのンクンダとの交渉を望んでいるようです。
また、France24によると、UNHCRはRDCからウガンダに流入した難民は1万3千人に達すると発表したそうです。
内戦とは関係ないのですが、北キブ州RutschuruにおいてMSFに属するDavid NOTT医師がカバに咬まれるか銃弾によって命を失いそうになっている16歳の少年を、その手術経験のないにもかかわらず、イギリスの経験ある医師からのSMSに従い、10のステップのある腕の切除手術を行い、成功させたそうです。NOTT医師は「このような戦争の中で、片腕になって生き延びるのがいいことか悩んだ。しかしすぐに手術しなければ彼は死んでいたでしょう。」と語ったそうですケータイは人命をも救うことがあるのですね。(Afrik.comの記事

0 件のコメント: