2008年12月2日火曜日

Liberia:モンロビアで大量脱獄


BBCの記事より。
リベリアはアメリカの解放奴隷が建国した国ですが1989年に内戦が勃発、2003年にやっと14年の混乱から抜け出したばかりです。首都モンロビアの監獄は1000名あまりを収監する同国唯一のもので、非武装警察と国連の平和維持軍によって守られていました。
大量脱獄は看守に石やビンで殴り掛かるという形で行われ、100名あまりが脱獄し、他に30名ほどが途中で捕らえられたようです。
脱獄したのは法廷で裁かれるのを待っている武装強奪グループのメンバーだと言われています。
内戦中や内戦後もリベリアはこれらの武装盗賊の跋扈に苦しんできました。民主的な選挙も終わり、国の再建がこれから、という時にこのような脆弱さを見せてしまったのは残念なことです。

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