2009年2月23日月曜日

MS:MSのアフリカ戦略

Afrique En Ligneによると、2/25からマイクロソフトが西アフリカおよび中央アフリカでキャンペーンを展開するそうです。このキャンペーンの目的は「パートナーの生産性向上のための手段とツールを提供し、投資に見合った結果を得られるようにする。」ということです。確かにアフリカでのWindowsのシェアは他の地域よりも高いかもしれませんし、IT企業にとってアフリカは「最後のフロンティア」だとMSが考えていても別に不思議はありません。
しかし、これが単なるVISTAの販促なのであれば、キャンペーンはほとんど無駄な気がします。VISTAはハードウェアに対する要求が高く、古いハードウェアに導入するとさらにストレスがたまる結果になります。この地域ではそもそもハードウェアがまず足りないわけで、Pentium 3等が現役で動いている世界にVISTAを持ってくるのは無理というものです。
これはMacにも言えることで先日「とにかく動作が遅くて仕方ないのでどうにかしてほしい」と持ち込まれたPowerBook G4 AlminiumはLeopardをインストールしていてRAMは1GBでした。これはTigerにダウングレードしましたが、今はサクサク動いています・・・
話を戻しますが、このキャンペーンは「どのようにお金を節約するか?」をメインテーマにしているそうです。非Windowsの世界からすれば、「そんなの、Winをやめることでしょ?」となるのですが、それはナシで考えるところがミソなのですね。でも、多分これは安易に「VISTAはXPやもっと古いシステムよりも安全性が向上しています。」とか「今ならアンチウイルスをおつけします」みたいなので終わりそうな気もするのですが。ここでHPの代理店をやってる人が多分出席するはずと思うのであとでどんなだったか聞いてみます。
MSといえば、Windows Mobile 6.5のスクリーンキャプチャが先週ネットを賑わしていましたが・・・これは、なんというか80年代のボードゲームオタクな高校生が作ったみたいな感じですね。ハニカム構造というのは確かにデザインとして魅力的ではあります。しかしスクリーンキャプチャを見てもわかるようにものすごくスペースが無駄です!しかもメイン画面でスクロールしなきゃいけないというのはUIとしては0点。まだ、MEIZUの偽iPhoneの方がマシに見えます。話が脱線ついでにSONY Ericssonの新しいケータイ"Idou"はSymbianベースだということで、これはXperiaより欲しいと思わせます。ただ、やっぱりこれはSONY Ericssonが作ったiPhoneにすぎないって気がしますね。あと値段(700〜1200ドル)も高すぎると思います。

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