2009年2月13日金曜日

Africa:News Round Up 2/12


まず、ルワンダのニュースからです。2/11キガリの新聞はこぞってルワンダとRDCのFDLRに対する共同作戦をとりあげたそうです。これは私も2/9にとりあげていますが、Afrique en Ligneの記事によるとこの共同作戦に先立ち、ポール・カガメとジョゼフ・カビラは米国および英国の仲介によってナイロビの極秘の場所にて会談を持ち、両国の外交関係の正常化と東部コンゴの解決策につき話合ったとルワンダの新聞が書いているそうです。また、CNDPの元指揮官ローラン・ンクンダの身柄はルワンダ政府からコンゴ政府に渡されているということで、今回の共同作戦もその「見返り」なのではないか?と言われているそうです。AllAfricaも百人単位の捕らえられたFDLRのゲリラがコンゴからルワンダに移送されたと伝えています。
両国の外交関係が正常化することはいいことだと思いますが、なにか裏にありそうな感じがあるところが少し引っかかります。

セネガルのワッド大統領が突然「アフリカの連邦政府は2010年の1月に発足する」と突然発表。先日のアフリカ連合の会議ではあまり発言が報道されなかっただけにちょっとびっくりですが・・・これも匂いますね・・・大統領の天下り先???なのでしょうか?(Afrique en Ligneの記事

最後にマダガスカル情勢です。昨日の夕方にフランス協力国務長官を含むOCIインド洋連合の調査団とラバロマナナ大統領が会談、木曜の朝にラジョエリナ氏と会談を行っています(Afrique en Ligneの記事
そして、これらの会談に続き、ラバロマナナ大統領とラジョエリナ氏の直接会談がマダガスカルの権威ある教会の庇護のもと、行われています。(Jeune Afriqueの記事
1つ不思議なのは、昨日のラバロマナナ大統領の政治集会はJeune Afriqueに小さな一枚の写真が載っただけで、France 24をはじめ国際メディアがほとんど取り上げていません。とにかく現状としては会談の結果次第、というところでしょうか。

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