2009年2月21日土曜日

Africa:News Round Up 2/21


今朝も寒いダカールです。もう2月も下旬だというのに。

寒いのはダカールだけでなく、ギニアコナクリでも異常に寒い天気が続いていて、農作物に被害が出ていると、IRIN NEWSが伝えています。ギニアのマリ(国ではなくギニアの町の名前)ではFAOとWFPによると1/17〜26にかけて平年なら12度くらいまでしか下がらない気温が1.4度まで下がりました。これによって、植物はまるで火に当てられたように枯れているそうです。また家畜にも被害が及び、千頭あまりのヤギや羊が死んだそうです。

次に経済ですが、ガーナの新大統領アタ・ミルズ教授はガーナ経済が深刻な危機にあることを国民に発表しました。昨日ナイジェリアの経済危機についても触れました。またガンビアもかなり不況の影響を受けているようです。これらのことから見えてくるのは域内の独自通貨を持つ国が経済危機状態を示しはじめたということです。(Afrique en Ligneの記事
また、同じくですが、AllAfricaは南アフリカのフラッグシップキャリア、South Africanが巨額の債務を抱え、資金繰りに苦労していると報じています。記事によるとこれは単純に不況の影響ではなく、麻薬がらみのスキャンダルがあり、ロンドンでSAAフライトのクルーの乗ったバスから大量のコカインを発見されたことも響いているようです。

RFIによると、コンゴ民東部の北キブ州でコンゴ民軍と共同作戦を行っていたルワンダ軍の作戦終了にともなう撤退が始まったそうです。

最後に、マダガスカルですが、本日土曜日にラジョエリナ氏の指揮する集会が予定されているそうです。アンタナナリブの動きは暴力的な雰囲気ではなくなってきましたが、解決からはほど遠く、問題の慢性化、長期化が心配されます。(RFIの記事

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