2009年3月17日火曜日

Madagascar:大統領が政権を軍部に渡す


=速報=
とうとうラバロマナナ大統領が「政権を軍部に譲る」とタオルを投げました。
しかしながら、これがマダガスカルの混乱が収まるというわけではありません。
これからマダガスカルは「民主的な選挙」まで軍政に移行するわけで、これはギニアコナクリの状態と全く同じになってしまったということになります。もちろん、軍がそのようにマダガスカルを導いていくのかはわかりません。しかし、ODA関連はフルストップを余儀なくされるでしょうし、外交関係も連続性が保たれるかわかりません。
ということで慎重に見守る必要があるでしょう。
=UPDATE=
軍部はラジョエリナ氏を暫定政府の指導者とし、ラジョエリナ氏はアンタナナリブの大統領官邸に入ったとFrance 24のニュースやRFIが伝えています。ということで、軍は大統領から政権を譲られたものの、これをそのままそっくりラジョエリナ氏に渡したということなのでしょうか。また、状況が明確になり次第アップデートします。

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