2009年3月22日日曜日

Africa:News Round Up 3/22


マダガスカル以外をラウンドアップします。

まず、セネガルでは本日、市長選挙の投票日です。とても静かです。ただ、これは2011年に実施予定の大統領選挙の試金石と見なされていて、この結果次第ではワッド大統領周辺にまた波乱が起こる可能性があります。

次にマダガスカルの記事で触れたギニア・コナクリですが、19日にダディス・カマラ自身が招集した鉱業フォーラムにアシャンティ・ゴールドフィールド社が欠席、これに怒った大統領はこの会社を即閉鎖する命令を出しました。(Afrik.comの記事)このあたり、やはり軍人というか、独裁政権に慣れきってる国だというか、本当に大丈夫なんでしょうか。

そしてコンゴ民RDCですが、ナイジェリアと同じく資源国で独自通貨を採用しているRDCも経済危機に瀕しています。コンゴフラン(FC)はキンシャサの闇レートで1USドル=800FCの壁を突破、この3ヶ月で35%以上値下がりしているそうです。(Afrique en Ligneの記事)これによって、食料価格の高騰が問題化してきています。さらに政府も資金繰りに困っているようで、IMFは約2億USDの緊急融資を決定したそうです。(Afrique en Ligne

マリ北部を1月にニジェールから入って訪れていたヨーロッパ人観光客4人がアルカイダに誘拐された事件で、この誘拐犯と見られる2名がマリ当局によって逮捕されました。(Afrik.com

最後に、またマダガスカルですが、OIF(フランコフォニー国際機関)のアブドゥ・ディウフ事務局長(前セネガル大統領)は今回の政権交代に関して遺憾とし、「憲法を遵守する国家への一刻も早い回帰」を期待するとともに、フランコフォニーからの除名の可能性を示唆しました。(Afrique en Ligne

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