2009年3月13日金曜日
Madagascar:市民戦争へ
マダガスカルを続けます。実は今日12日から最後の対話の試みとも言える会議が予定されていたのですが、これは延期されました。水曜に在マダガスカルの米国大使は「マダガスカルは市民戦争に突入しようとしている」と発言しました。また軍の内部も混乱しており、軍およびMP(Gendarmerie?)はすでに政府のコントロール下にないようです。
ここにきてセネガルのワッド大統領はダカールでのラバロマナナ大統領とラジョエリナ氏の平和対談のホストを申し出ましたが、これは遅きに過ぎるでしょう。この局面でこの2人がマダガスカルを離れればたちまち軍部が政権を握るのは目に見えています。
今の状態は非常に危険だと思います。在住の方は空港が閉鎖されたりする前に一時的にでも退避を考えられた方がいいと思います。軍が出てくるということは、事態がいままでのようなゆっくりしたスピードで行ったり来たりする局面ではすでにないことを示しています。民間機が飛んでいるうちに脱出を考えた方がいいと思います。
(IRIN news)
(BBC News)
(Afrik.com)
(Jeune Afrique)
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