2008年7月3日木曜日
ウォロフ語のWindows?
Senewebの記事より。
MSとUCAD(ダカール大学)が共同し、2148のIT用語をウォロフ語化することに成功したそうです。
なんでも、これはWindows VistaとMS Officeのローカライゼーションに役立てるんだとか。
ウォロフ語を言語として守り、発展させるという文化的な意味においていいことですね。
セネガルの主要現地語であるウォロフはセネガル人ならほぼ100%が話し、現地語間の共通語としての意味合いがあります。また、小学校でも今はフランス語ではなく、ウォロフ語で授業が行われているようです。
また、ウォロフ語はアフリカの言語によく見られるように「ピジン化」「クレオール化」が進んだ言語でもあります。(日本語もそれに似ていると言えますが)つまり、よく使う外来語をウォロフ化して取り込むライブな言語なのです。ウォロフ語には公用語であるフランス語をはじめ、英語やスペイン語、イタリア語や別の現地語がいたるところにちりばめられており、今ではこういうクレオール化していない、純粋でオーセンティックなウォロフ語をじゃべれるのは田舎のお年寄りか、米国平和部隊の隊員だという話のあるくらいです。
でも、思い出したのですがUbuntuのインストール画面の言語を選ぶところにウォロフ語は出てくるんです。それも、Edgyの頃からすでにありました。わけわからなくなると困るのでウォロフ語で立ち上げたことないのですが、Ubuntuがすでに2年前に成し遂げていたのだったら・・・少々間の抜けた話ですね。
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