2008年7月10日木曜日

おやつ

一昨日あんまり暑かったので、運動をさぼってしまったので昨日は朝の涼しいうちにジムに行っておこうと思って行ったら同じような考えの人で混んでいました。アフリカ人も考えること同じですね。
今日は比較的涼しかったので、やっぱり空いている午後に行きました。案の定空いていたのでトレッドミルをやったあと、インクラインベンチとかアーノルドフライとかはりきってやったら、目が回るくらいおなかがすいてしまいました。
帰りにちょっと寄り道して、昔うちの隣でブティック(セネガルのコンビニみたいなもの)をやっていたミシェルが店を畳んだ後(家賃が高すぎる!と言ってました。)働いているパン屋に行ってドーナツを買ってきました。600FCFA(150円くらい)で中くらいの大きさの砂糖でコーティングしたドーナツが10コ入っていました。これはいわゆるケーキドーナツのたぐいで、パン生地ではありません。シンプルなのですが結構おいしい。
実はアフリカではおやつにも困ったことがありません。スーパーに行けば普通に先進国にあるようなおやつも手に入りますし、中心街のちゃんとしたパティスリーに行けば、立派なケーキを買うこともできます。近所のパン屋には、日本ではすでに絶滅してしまったバタークリームのとてつもなく甘くてボソボソしたケーキもあります。また、ダカールにはちゃんとしたグラシエ(アイスクリーム屋)もいくつもあり、とてもおいしいです。高いので私は滅多にたべませんが・・・
昔(1980年代後半)だと、ブティックの駄菓子の定番というのはDelicocoという薄いココナツサブレが20枚くらい入った奴が175FCFAくらいで買えました。よく食べていたものです。今でも時々食べたくなるのですが、もう作っていないようで残念です。今のブティック菓子の定番は、Biskremeという中にチョコクリームが入っているクッキービスケットです。300CFAなのですがこれがなかなかおいしい。
あと、ミシェルのブティックにはヘールトゥーバというお菓子があって、日本の盆菓子みたいな食感で、ちょっとイングリッシュショートブレッドみたいな味のするお菓子を売っていました。これは4つで100CFAでした。
私は食いしん坊なので、何でも見たら食べてみたくて仕方なくなるのです。
昔、仕事の出張で地方に行ったりした時もよくそうやって買い食いしていました。あるとき、セネガル東部のタンバクンダから、南部のコルダに向かっていたとき、ギニア(コナクリ)との国境に近い村に市が立っていて、通りがかるとなんかおばさんが竹のかごにお菓子をいっぱい乗せて売っていました。まるでカップケーキのような形をしているのですが、表面がもっとカリっとしていてまるでココナツのクッキーみたいな食感だったのを覚えています。運転手の話だと古くなったパンを砕いてまた固めて作るんだとか言ってましたが、あのお菓子はその後巡り会ったことがありません。
また、お菓子ではなくてもおやつはたくさんあります。雨期の終わり頃にコルダやジガンショールのようなセネガル南部に行くと、タロ芋をゆでたものを売っています。ジャベレと言いますが、これは日本の里芋みたいな感じ。それに唐辛子とマギーブイヨンと塩と胡椒を砕いて混ぜたものをつけて食べます。あと忘れられないのはコートジボワールの地方に行くとある食用バナナの皮を剥いて炭火で焼いたものです!これもすごくおいしい。ほんのりフルーティーでちゃんとバナナのにおいなのですが、芋みたいな食感になります。
最近あんまり見ないのですが、ダカールの街角では夕方になるとファタヤを売ってる女性を見かけます。ファタヤは魚団子をパン生地の皮で包んで揚げたもので、唐辛子の入ったトマトソースをつけて食べます。大豆を粉にして丸い団子にして揚げたのはアカラと言います。
実は買い食いで面白いのはニジェールのニアメなのですが、それはまた別の機会にご紹介します。

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