2008年7月17日木曜日

ブーゲンビリア


紅色のブーゲンビリアの花がきれいだったので写真を撮りました。
今でこそ鉢植えで日本でも室内で楽しめるようですが、ここではブーゲンビリアは生け垣に使われることが多かった木です。ダカールの古くからある住宅地、Point EとかFann Residenceに行くと立派なブーゲンビリアの生け垣がたくさんあります。ブーゲンビリアが生け垣として好まれたのは、もちろん茂みになって花が咲くという以外にもいろんな理由があります。
まず、非常に硬いトゲがあることから泥棒よけとして最適であること。花期が長くほとんど1年中花をつけていること、とても過酷な環境に強く枯れにくいこと、等々。
品種もいろいろ改良されて、オリジナルの赤紫色のものの他に山吹色、紅色、白、あとはピンクのもの、白とピンクが混ざっているのもあります。また、咲き方もしだれるように咲くもの、固まって咲くものなど本当にいろいろな種類があり、飽きさせません。

私はこのブーゲンビリアが好きで、5本植えていますが、最盛期には家が色とりどりの雲に囲まれたようになり、その下には涼しい木陰ができ、はらはらと舞い落ちる色とりどりの花びら(本当はガクなのですが)を眺めるのは情緒があっていいものです。

ブーゲンビリアは強いと書きましたが、色によっては難しいものもあるようで、庭師によると赤いブーゲンビリアは育ちにくいようです。
今回写真に撮ったものも、苗木を買って植えてからかれこれもう5年くらいになるのですが、同時期に買った山吹のものはもうすっかり木になっているのに、全然大きくならないので一昨年植え替えたところ、うまく成長し、きれいに咲きました。

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