2009年1月12日月曜日

Senegal:パン屋がスト(つづき)


今日はRoundupをしようと思っていたのですが、ここ数日めっきりニュースが減っていて特にとりあげるものが見つからないので・・・
パン屋のストは実はまだ続いていて、3日目に突入しました。パン屋の前には人が押し掛けていて大変なことになっています。
うちはアリウンが1本なんとか買ってきました。ごく少量ですが焼いてはいるようですね。
でも、これは実はウラがあって、この近所のパン屋の組合の人がよくウチで要求文書を作って印刷してるのでアリウンと知り合いだから売ってもらえた、ということなのです。つまりそういうコネがなければ手に入らないのです。
昨日などは「パンがなければお菓子を食べればいいのに」というその言葉通り、パンがないのでお菓子類が売れて、売り切れになるブティックもあったそうです。
さて、セネガルのパンですが一言でパンと言ってもいろいろあります。まず、ここでのパンはフランスパンなのですが、今は日本でもPAULなどがあって知られるようになりましたが、長い形のフランスパンにも実は数種類あるのです。パンといえば中くらいの太さでかなり長い(50cmくらい)のものをさすことが多いです。セネガルのパンもたいていはそんな感じですが、このパンはほとんど皮ばかりで中身がスカスカでフランスのパンよりもまずいです。しかしうちの近くのパン屋「Brioche d'Oree」に行くとパンSICAPと呼ばれる中身の詰まった短めのパンが買えます。これはフランスパンのバリバリ感はないのですが、食べやすくて食べがいもあるので人気があります。あと、このあたりでは見ないのですが、メディナあたりだとパンリッシュという粉に小麦粉とミレットの粉をブレンドしたものもあります。これはちょっとつぶつぶした感じがあり、ミレット独特の匂いもあって、まるでセーグルの入ったパンのようなまた別のおいしさがあります。これは形状としては短め(20cmくらい)で少々太く楕円形に仕上げるようです。

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