2009年1月1日木曜日

Africa:News Round Up 1/1


あけましておめでとうございます。
CYVOGUEは新年1/2から平常通り営業の予定です。時間は9:00〜23:00です。
さて、2008年はアフリカにとってあまり明るい年ではなかったと思います。2009年もあまり素晴らしくなりそうにありませんが、アメリカの新政権とそのリーダーシップに期待しましょう。

ダカールはいつもと同じような年明けでした。爆竹に花火が街を彩りました。でも世界不況の影響はこの国にも確実に押し寄せていて、それほどお祭り騒ぎというわけではない感じがしました。

さて、それでは本題のニュースですが、まずギニアコナクリから。Afrik.comの伝えるところでは昨日、コナクリはセネガルのワッド大統領の訪問を期待していたようですが、ワッドはこれをキャンセルしました。昨日も言いましたが、ギニアに元首クラスが公式訪問するにはまず憲法を整えて国家の体裁を整えることが必要なのだと思います。もともと弁護士であるワッドもそのあたりは気にしているはず。公式の政府が存在しない国を訪れることはしないと思います。

次に今まで一度も取り上げていませんでしたが、中央アフリカ共和国の話です。この国も内戦が続いていましたが最近やっと少し出口が見えてきたようで、反乱軍側との対話が進んだり、政治亡命していた元大統領が平和会議に参加したりしているようです。

ニジェールでは親タンジャ派の「大統領任期を3年延長する」という憲法改変に向けての動きに対抗して、反対派の動きが激しくなってきました。先日、拉致された国連事務総長の特使のカナダ人の消息もまだ不明なままです。

RDCではウガンダ戦線がまた緊張しています。30日にLRAが400人あまりの民間人を殺害したと伝えましたが、今度はLRA側が声明を出し、殺害したのはコンゴ民軍かスーダン軍かウガンダ軍、あるいはこれらの共同作戦による爆撃である、としています。いずれにしても被害を受けるのは民間人であって、責任のなすりつけあいをしても失われた人命は戻りません。

シエラレオネをカダフィ師が訪問しているとAfrique en Ligneが伝えています。カダフィ師は最近また非常に活発な動きを見せていますね。

ナイジェリアの深刻な電力危機は、発電所の閉鎖や燃料ガス工場の停止によって悪化、クリスマスの日や元日も大規模な停電が起きるとしています。

0 件のコメント: