2008年10月20日月曜日

Apple:SnowLeopardの噂


Appleの話題ばかりが続いてしまいますが、とにかく9月の新iPod発表からはどんどんニュースが飛び込んでくるので完全にそれに目を奪われている・・・というのが現状です。
噂としてはiMacのラインがリフレッシュされるということもありますし、実は例の800ドルMacBookについても書きたいこともあるのですが。
とりあえず、確実なところでAppleInsiderの記事からです。
Snow Leopardは当初Leopardのマイナーアップグレードであるように言われていましたが、ここにきて最新のビルドでは非常に大きな進化をとげるようになったようです。
その1つがFinderのCocoa化。CocoaとはMac OSがレガシーシステムからOSXに移行する際に、OS9とOSX双方で動作するCarbonアプリケーションに対して、OSXネイディブで動作するアプリケーションをCocoaと呼んだわけです。そしてレガシーシステムで動作するアプリケーションとの互換性を保つため、OSXのウインドウシステムであるFinderはCarbonアプリケーションだった・・・というわけです。
SnowLeopardではついにこれが完全に書き換えられてCocoaアプリケーションになるというのです。これは表面上の変化より、内部での確実な進化ということができるでしょう。
もう1つのメジャーな変化はImageBootという新しい起動方法です。これは現在MacOSX Serverで可能なNetBootの技術の応用でネットワーク上のリモートディスクから起動させるという技術です。同時に起動ディスクや外部ディスクにこれらの起動ディスクを複数つくることができ、どれからでも起動が可能になる、ということらしいです。今まででもMacOSXのインストールディスクのディスクイメージを作ってそれをHD上に保存することはできました。しかしImageBootはディスクイメージを使わず、それをマウントするということもなしに同一ボリュームの上にいくつも起動ディスクを作ることができる、ということです。
これを見ても、例えばMacBookの進化がOSの進化にシンクロしているわけで、SnowLeopardへの移行はスキップできるようなものではなさそうです。

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