2009年5月4日月曜日

Senegal:News RoundUp 5/4


ちょっとブログを書くスピードが落ちています。まあ、それだけ緊急性のある情報がないというのも1つの理由でそれはとりあえず平和だということでいいことなんですが・・・

セネガルではここ数日のうちにいろんなことが起こっていますが、全体を通じて感じることというのは、いよいよこの国にも世界不況の影響が深刻化しているんじゃないかということです。ダカールの街は相変わらずですし、人々はこの週末大きなレスリングの試合に熱狂し、楽しく暮らしているのですが。セネガル政府と国外企業とのイシューとして、モロッコRAMとのASI問題、ASECNAの問題、そしてSONATELの問題があります。ASECNA問題はセネガル政府側が匙を投げもとのさやに収まりそうだとすでにお伝えしました。ASI問題ですが依然としてフライトはストップしたままのようですし、話し合いも進んでいないようです。これはモロッコ側がもう完全にやる気をなくしてしまっている印象を受けます。(Afrik.comの記事AFPの記事)そして、私も何度も取り上げていますが、身売り先を探しているようでTunis Airなどの名前が挙がっているということです。しかし私は本命はアフリキアだと思います。カダフィ師とワッド大統領はいい関係にありますし、アフリキアとASIは路線の重複もあまり起こらないと思います。しかし、RAMとアフリキアでは国際的なスケールという点で非常に大きなスケールダウンになります。これはTunis Airでも同じことですが・・・Egypt Airあたりならまだいいし、中東のEmiratesやQatarなどと提携するのはもっと良さそうな気もしますが、今はあちらもリセッションの大津波に飲まれているので現実的とは言えません。さて、SONATELの方はFrance Telecomが株を取得して経営権を得るとお知らせしましたが、今度はセネガル政府が「株は売らない」と言っているようです。(Afrique en Ligne)SONATELがASIと同じ失敗をしないようにしてほしいですね。
このような中、セネガルのスマレ首相が(またまた)辞職(Afrik.com)記事では新しい首相は女性と言っていますが、結局スレイマン・ンデネ・ンジャイ氏を首相に任命しました。こんなコロコロ変わる首相なんて国民にとってはどうでもいい存在なわけですが、ワッドはちゃんとマスコミの目を惹き付けるエサを撒いていました・・・それはカリム・ワッドの入閣です。(Afrique en Ligne)役職は国際協力・国土・航空インフラ担当国務大臣です。この任命を受け、またまた世襲への準備か?という噂が出ているようですが、(AFP)セネガルの大統領が直接選挙で選出される以上、国民に人気のないカリムが大統領になる可能性はほとんどないと思います。また、この新組閣に伴い、セネガル政府は34名の大臣や大統領府付きのConseillerのポストを廃止しました。これは非常に思い切った予算削減です。セネガル政府はここ数年肥大を続けていたので、やっと政府のスリム化に手を付けたのだと思いますが、その反面そこまで政府の予算が逼迫しているということの現れでもある、という気がします。(Afrique en Ligne

セネガル以外のニュースは別ポストにまとめます。

1 件のコメント:

Gatto999 さんのコメント...

OK
Hi from Italy