2009年5月8日金曜日

Africa:News RoundUp 5/7


チャドの続報から。
チャド東部にスーダン・ダルフールゲリラが侵攻している問題で、侵入したゲリラとチャド軍との間で戦闘が行われたようです。(Afrik.com)場所はチャド南東部のティシ村とハラズ・マンゲ村の間で今朝10時(GMT)に侵攻しているゲリラの部隊がチャド軍の待ち伏せにあい、機関銃を装備した12台の車両を置いて逃げたということです。また、これに先立つゴズ・ベイダ方面へのゲリラ侵攻の様子をBBCが伝えています。このチャドの争乱に対し、国連事務総長の次に動いたのはCEN-SADです。これはリビアのカダフィ師が音頭をとる機関ですが、ダルフールゲリラのチャド侵攻を弾劾しています。スーダン政府の動きは今のところ聞こえてきませんが、カタールのドーハで平和合意を結んだばかりであり、様子見をしているのでしょう。(Afrik.comRFI

ガボンのオマール・ボンゴ大統領が突然「休養する」と発表しました。(Afrik.com)ボンゴ大統領はつい最近、夫人を病気で亡くしたばかりでこの喪に服したいということです。
しかし、昨日フランスの司法当局がボンゴ大統領を含む3人のアフリカの大統領がフランス国内に持つ財産を調査すると発表したばかりです。あまりにもできすぎたタイミングでしょう。ちなみにあと2人はコンゴのンゲソ大統領、この人はボンゴ大統領の亡き夫人の父親であり、ボンゴ大統領の義父にあたります。それと赤道ギニアのオビアン・ンゲマ大統領です。(AllAfrica)また、ボンゴ大統領の健康が優れないという噂もあります。

ギニアではまたまたダディス・カマラが大鉈を振るい2人の大臣の首をすげ替えたようです。(Afrique en Ligne

ナイジェリアですが、この国もゴタゴタには事欠かないのですが、オロイビリというところにあるシェル社のパイプラインから非常に大きな原油漏れが起こり、農地が汚染されたそうです。(AllAfrica)今回の原油漏れの原因がサボタージュによるものなのかはまだ不明ということですが、ちょうど激しい降雨があり汚染を広げる結果になったということです。

コンゴ民ですが、北西部にてRFIを停波したそうです。(AllAfrica)そういえば、先日ルワンダでBBCが同じく停波されたことを伝えました。この2つに直接的な関連はありませんが、どうもキンシャサとキガリのつるみ具合に居心地の悪いものを感じます。さて、このRDC-ルワンダ問題の中心、キブ州ですが悪いことは重なるようで、今度は火山活動が活発化して住民を脅かしているとIRIN Newsが伝えています。

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