2008年11月10日月曜日
RDC:ベルギー人ジャーナリスト誘拐
混乱の度合いがさらに増してきたRDC問題ですが、ナイロビでの首脳会合は全く不発に終わり、ンクンダはこの会合を「まったく無駄な試み」と切り捨て、戦闘を激化させています。
France 24の報道では、この地域にさらにアンゴラからの傭兵が入り込んで、状況をややこしくしているようです。もう、どちらが誰を相手に戦っているのかわからないような状態なのではないか?と想像します。報道も最初の頃はどっちよりの・・・と言っていましたが今はもう「複数の武装グループが・・・」という表現が主体になっていますし、住民に危害を加えているのがいったいどのグループなのかも報道ではわからなくなってきています。また、MONUCの発表でCNDP(ンクンダの軍)にルワンダ軍のBrigade Bravoというコマンドー部隊が関与しているということです。
そんな中、ベルギー人ジャーナリストが武装グループ(どれだかまだわからないそうです)によって誘拐されました。身代金は3万ユーロを要求されているそうです。しかも、時を同じくしてベルギーの外務大臣に怪しげなカネがらみの疑惑も持ち上がっていたりして、私にもよく話が見えません。
ところで、ルワンダのキガリにいる友人の話ではキガリはほとんど平時とかわらないそうです。
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