2008年6月15日日曜日
Ubuntu 8.04 Hardy Heron
4月末に発表されたこのUbuntuの最新リリース、Dapper Drakeに替わるLTS (Long Term Support)です。Ubuntuは6ヶ月ごとに正式なアップデートがなされているのですが、2年に一度メジャーリリースであるLTSを出しています。
それにしてもDapperとHardyはほとんど同じOSとは思えないくらい違いがあります。この2年でUbuntuが遂げた進化はすごいものがあると思います。私はEdgy EftからUbuntuとつきあっているのですが、Edgyは立ち上げるまでが長かった。普通にインストールしただけではほとんど使えず、そのあとたくさんのコマンドラインで少しずつカスタマイズしていく必要がありました。その反面、カスタマイズできたときの達成感やら、いろんな感動があったのですが・・・Hardy Heronはそういうところはインストールのプロセスにはそういうところは全然ありませんでした。もちろん、カスタマイズはこれからなんですが、あまりにも簡単にインストールできてしまうし、それで普通に使えてしまうところがすごい。
とはいえ、ハードにもよります。MacBookみたいなAll in OneのハードだとrEFItを入れて、BootCampして、CDからインストールするだけです。これに味をしめた私は冒険してみようと軽量のWinラップトップを買って入れてみようと思い立ち、中古のToshiba Dynabook SS 2120を購入したのです。もちろん、これはものすごく軽くて小さく、XPがちゃんと動いていたのでそういう意味では別に不満はなかったのですが、Ubuntuを入れるのにはいろいろと工夫が必要でした。
まず、CDドライブがない。私は「USBフラッシュで」「外付けCDドライブで」とか軽く考えていたのですが、MacとちがいPCはUSB起動が必ずできるわけではない。USB起動はできませんでした。
で、探してみるとWubiというWinを入れたままUbuntuをインストールできるソフトを発見。これをインストールして起動すると、メモリ不足・・・裏の小さなフタを精密ドライバであけるとスロットがありました。で、メーカのサイトで対応メモリを探すのですが、SS2120用とか書いてあってもDDRなのかSDRAMなのかわかんない。検索を続けてやっとこれがDDR PC2100 200pinという規格であることを発見。しかし、このメモリがない・・・さらに検索するとPC2700が上位互換していることを発見。某PCショップで、中古メモリの山からこれを探し出し、ゲットしました。Macだとアップルメニューの一番上で実装メモリを確認できますがPCはできず、なんかユーティリティをダウンロードする必要があるみたいです。面倒!!!
ということで、直接Wubiをインストール、起動。動きました。メモリはちゃんと認識されたようです。
そしてWubiによってUbuntu700MBをダウンロード、再起動するとちゃんと起動項目を選ぶことができるようになりました。
サードパーティのソフトを一気にインストールできるAutomatix2がなくなっていて、またこれに替わるものを探さなきゃならないのはちょっとショックですが、気長に楽しみながらやっていこうと思っています。
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