2008年6月21日土曜日
ライティングのトレンド
2ヶ月あまりの日本滞在を終え、ダカールに戻ってきました。途中でパリに立ち寄ったのですが、ここでいつも行くのがBHV (Bazar de l'Hotel de Ville)なのですが、これは日本で言うデパートの類い・・・には違いはないのだけど日本で知られているフランスのデパート、ギャラリーラファイエットやプランタンとはかなり毛色が違います。インテリアとか、エクステリアのフロアがほとんどでホームセンターのような地下があります。そのくせ、本館の向かいに男性向けファッション館を出していたりするのですが。
ここの照明コーナーが充実していて、最新のトレンドを見ることができます。CYVOGUEで使っているハロゲンスポットの代替LEDランプもたいていここで買いました。フランスも日本と同じで今、照明の低消費電力化に力を入れています。もともと、ヨーロッパは白熱灯やハロゲンが主流で蛍光灯がそれほど普及していないので、白熱灯のソケット(メカニズムが簡単)に差し込める低消費電球に対するニーズが高いのでしょう。日本でも最近でこそ蛍光灯ボールは普通に見るようになりましたが、光は出るものの、明るくなるのが異様に遅かったり、照度が低かったり、演色性も悪かったりして、華やかなハロゲンスポット光源の代替になるようなものではありません。
で、LEDとなるわけですが、LEDはやはり照度が低く、補助光源やアクセントとしては使えるものの、主光源としては向いてないのです。
今回見つけた新しいシロモノ、それは蛍光灯スポット電球です。
細い蛍光灯チューブが平面状に曲げてあってその後ろにレフがついている、それがハロゲンスポットの形をしています。
これがつけてみてびっくり。本当にハロゲンスポットのような光の質(昼光色)、それにたっぷりな光量(50Wのハロゲンより明るいくらい)、低消費電力(7W)そしてそれほど高くない。(2つで16ユーロでした)
難点は蛍光灯とは思えないくらい熱くなるので、多分電球の裏に仕込まれてる回路が熱でイカれるのではないか、ということです。それにしてもハロゲンほど熱くなるわけではない(手で触れる)し、ハロゲンのように赤外線がたっぷり出てる感じもありません。
また、フィリップス製のLEDスポットも値段が下がりました。2年前には1コ12ユーロくらいしていたのですが、今は9ユーロくらいです。
あとは戸棚や天井に仕込むタイプのLED電源もずいぶん増えてきましたし、値段も下がってきました。でも、これについてはIKEAで売ってるDIODERが価格的にも使い勝手という意味でも一番だと思います。これは日本のIKEAでも売っています。
今回の蛍光灯スポット化で50Wx2=100Wのハロゲンを7Wx2=14Wに抑えることができました。
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