2008年5月19日月曜日

Casio EX-F1の衝撃


新しくEXILIMラインに加わった、Casioとしては大型のEX-F1だが、久々にデジタルカメラで「欲しい!」と思った。
なんと、スチルモードで60枚/秒の連写、そして最大1200fpsのハイスピードムービーが撮影できるのである。
もちろん撮影条件はあるだろう。かなり明るいところでコントラストの高い被写体でないとこれだけのハイスピードでは不鮮明になってしまう。しかし、民生用のコンパクトに分類されるカメラでこの機能を搭載できるのがすごすぎる。
やっとハイビジョンムービーが手の届くところにやってきた感じである。
実はDV以降、ムービーカメラの世界は完全に停滞状態に入っていたと思う。しかしDVはメディアがテープであるという決定的な致命点を抱えていたし、それゆえのノイズ、画像の不安定さ、ボヤけた感じは拭いきれなかった。
最近SSDの価格が大幅に下がり、転送スピードも上がったことでようやく本格的な映像用メディアとして実用的になったのだと思う。また大型で高精細なモニタが普及してきたことでこういったカメラへのニーズも上がったのだと思う。
とにかく、最近これまた停滞していたデジタルカメラにおいてエポックメイキングな製品であるという気がする。

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