2009年7月25日土曜日
お知らせ:ブログ休止期間の延長
すみません。
7/15日としていましたが、休止期間を延長します。
主な理由としてはやはりそれどころではなくなってしまったということなのですが、一昨日ようやく再びアフリカの土を踏み、西と東の違いに戸惑いつつ、昨日やっとジブチに到着。気分的に少し楽になっているところです。しかしながら生活をはじめなければなりませんし、仕事に加えて雑用がたくさんあり、書きたいことはいっぱいあるのですがまだ無理そうです。
ただ、ブログを継続したいという強い思いはありますし、研修の中で実際に「何を書いたらいけないのか」も自分なりにつかめました。ということでチャートをしっかり掲げて、ニュートラルな立場からニュース分析をするというブログに落ち着くのではないかと考えています。
2009年5月31日日曜日
お知らせ:ブログ休止(7/15まで)
実は、今度アフリカの東側にあるジブチで仕事することになりました。
これから1ヶ月半ほど東京で研修を受けてそのあと赴任の予定なのですが、仕事の性格上、これまでのように自由な立場での発言はできなくなりますし、ブログによるアフリカ情報の発信は続けていきたいものの、どのような形でそれが可能なのか検討する時間が必要です。
もちろん、ただニュースソースを流すだけという形では可能なのかなと思いますが、ブログとニュースサイトの違いはそこに加える解釈だと思っています。それがないブログをただ続けても書く方もつまらないですし、読む方はもっとつまらないと思います。直接意見を加えない場合でも訳し方やニュアンスによってある程度書いている者のスタンスが出てしまいますし、ニュートラルな立場で書いているつもりの記事でも、受け取り方によってはそうはならないと思います。そもそもブログがニュートラルというのはおかしい。なぜならブログをやるという行為自体が一種の「アンガージュマン」なのだと思います。そのアンガージュマンのとる方向性を見極める必要があります。
ということで、一時ブログを休止します。
しかし、基本的にアフリカ情報を日本語で発信するという行為自体に必要性はあることはわかっていますので、その形を模索したいと思います。この作業をだいたい7月15日までには終えたいと思いますので、また7/15以降にこのブログをのぞいてみてください。結果なり、経過報告を掲載していると思います。
なお、ダカールのネットカフェCYVOGUEは現在もこれからも営業しています。日本人スタッフはいませんがセネガル人スタッフがお迎えしますのでぜひお立ち寄りください。
これから1ヶ月半ほど東京で研修を受けてそのあと赴任の予定なのですが、仕事の性格上、これまでのように自由な立場での発言はできなくなりますし、ブログによるアフリカ情報の発信は続けていきたいものの、どのような形でそれが可能なのか検討する時間が必要です。
もちろん、ただニュースソースを流すだけという形では可能なのかなと思いますが、ブログとニュースサイトの違いはそこに加える解釈だと思っています。それがないブログをただ続けても書く方もつまらないですし、読む方はもっとつまらないと思います。直接意見を加えない場合でも訳し方やニュアンスによってある程度書いている者のスタンスが出てしまいますし、ニュートラルな立場で書いているつもりの記事でも、受け取り方によってはそうはならないと思います。そもそもブログがニュートラルというのはおかしい。なぜならブログをやるという行為自体が一種の「アンガージュマン」なのだと思います。そのアンガージュマンのとる方向性を見極める必要があります。
ということで、一時ブログを休止します。
しかし、基本的にアフリカ情報を日本語で発信するという行為自体に必要性はあることはわかっていますので、その形を模索したいと思います。この作業をだいたい7月15日までには終えたいと思いますので、また7/15以降にこのブログをのぞいてみてください。結果なり、経過報告を掲載していると思います。
なお、ダカールのネットカフェCYVOGUEは現在もこれからも営業しています。日本人スタッフはいませんがセネガル人スタッフがお迎えしますのでぜひお立ち寄りください。
2009年5月21日木曜日
Africa:News RoundUp 5/21
セネガルから。セネガル東南部にあるケドゥグの金山ですが、Oromin Exploitations社が非常に有望な鉱脈を発見したということです。(Proactiveinvestors)一方、食料価格の高騰を受けて、世銀がダカール近郊のいわゆる貧民層に現金を配るということを始めるそうです。(IRIN News)確かに今まで国際協力が行ってきた貧困対策はこのように貧困層のキャッシュ(現金)不足に対応したものではありませんでした。基礎教育や保健システム、村落開発が言ってみれば貧困対策の3つの柱とされているわけですが、これを行ってそこからどのようなフローで貧困が削減されるのか?という点に関しては非常に間接的でたくさんの憶測を含む希望的観測によって成り立っていたように思います。しかしながら、直接キャッシュを配るというのは、今まで何十年と行われて来た協力機関の努力を踏みにじっているように感じざるを得ません。日本はドイツと並んで途上国のキャパシティビルディングに熱心に取り組んで来たのです。その骨子は「魚を与えるのでなく、釣り方を教える」ということなのです。魚は食べてしまえば終わりです。なくなってしまえばまたもとの状態に戻ってしまう。しかし、魚の釣り方を教えれば、食べてしまったらまた自分で釣ることができます。そして、それは社会の「活動」を産み、魚を釣るというアクティビティの周辺に派生的な労働を作り出します。そこから産業が生まれ、キャッシュのフローが生まれていくのです。しかし、今回のように配られたキャッシュは結果的に裕福な商人の懐に収まり、貧困にあえぐ人は一時的に腹を満たして終わりです。
チャドですが、どうやらスーダン側に逃げ帰ったダルフールゲリラを追ってチャド軍はスーダン側に4〜40kmほど侵入し、ゲリラの潜伏している場所を「掃除(空爆?)」して帰って来たということです。(Afrik.com)
ニジェールのママドゥ・タンジャ大統領に3選目の立候補を許可するための憲法修正国民投票を行なおうとしている動きに対し、ECOWAS/CEDEAOは「国民投票を行えば、ECOWASは制裁を検討する」としています。(Afrik.com)
ブルキナのTOTAL社におけるストはようやく終わったようです。(Afrik.com)
トーゴの政争ですが、今度は既に逮捕されているクパチャ・ニャシンベの自宅から用意していたと見られる「国家転覆宣言」が見つかったということです。(Afrik.com)またRFIによると、ニャシンベ大統領は軍の再編成を行っているようです。
隣のベナンではEUが5千万ユーロに達する巨額の財政支援を発表しました。(Afrique en Ligne)これは2009年から2011年にかけての3年間にかけて、ベナン政府に対する直接財政支援として行われます。このタイプの協力についてはフランスが旧宗主国として歴史的に行ってきた他、数年前から国連機関などの主導で一部に導入されています。彼らによればこれは途上国政府のキャパシティビルディングになるとのことですが、もしこれらの援助がなくなったときにどうなってしまうのか、不安を感じます。
ギニアでは昨日お伝えした通り、水、電気、食料が不足しているのですが、薬品も不足しているとIRIN Newsが伝えています。選挙まで持つのか、ちょっと心配になってきました。
最後にマダガスカルですがラバロマナナ前大統領がYoutubeで国民に対するメッセージを出しています。マラガッシュなので聞いて内容はわからないのですが、JeuneAfriqueによると国際社会そしてマダガスカル国民に向けて「ラジョエリナ大統領による強奪された政権を一刻も早く終わらせる」ことを呼びかけているようです。ますます、選挙にかけての混乱が心配ですね。
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2009年5月20日水曜日
Africa:News RoundUp 5/20
まず、マダガスカルですがこの前お伝えした通りラジョエリナ暫定大統領は今年末に行うつもりの新大統領選挙に出馬しないと表明したのですが、案の定条件を付けてきました。そして、その条件とは「過去の大統領が出馬しなければ、自分も出馬しない」ということです。これはあからさまに「ラバロマナナはダメ、ラチラカもダメ。こいつらが出てくるんだったら自分も出る」ということで、実質不出馬表明を覆したと言えると思います。というか、最初から出るつもりだけど、一応カダフィの顔を立てるポーズをしてみただけなんじゃないかと思います。(Afrique en Ligne)そのラバロマナナ前大統領は「数週間のうちにマダガスカルに戻る」と言われています。(Afrik.com)RFIのインタビューではまだやる気まんまんな様子を見せていて、また選挙前そしてこの選挙そのものは荒れることが予想されます。
ニジェールではトアレグのゲリラと政府の間で交渉が持たれているようです。ここもポストタンジャに向けて極めて不透明なままです。(RFI)
ダルフール問題におけるチャドとスーダンの関係ですが、RFIがハルツームの非常に不透明な立場を暴いています。もともとダルフールの問題はスーダン内の人種問題に根ざしています。しかし、ダルフールのゲリラがチャドを目指してくれれば、スーダンはこの国内問題から「足を洗える」だけでなく、このゲリラ問題をチャドの問題にすり替えることができるわけです。
ダディス・カマラの率いるギニアですが、ここに来て深刻な「モノ不足」に陥ったようです。水、電気の供給は滞り、食料不足も深刻なものになっているそうです。(Afrik.com)
ナイジェリアではニジェールデルタのゲリラ、MENDの問題がまた心配なレベルに高まってきました。MENDは連邦政府に対して全面戦争を宣言しています。(Afrik.com)
トーゴとコートジボワールで選挙の日取りが決まったようです。コートジボワールは2009年11月29日に行うとギヨーム・ソロ首相が発表しました。(Afrik.com)トーゴは2010年2月18日に第一回投票、3月5日が第二回投票となるそうです。(Afrik.com)
最後に昨年あたりから強力なテコ入れが行われたマリの航空会社CAM (Compagnie Aerienne du Mali)は名称を変え、Air Maliとなりました。CAMは中東ファンドグループAghan Khanが51%、マリ政府が21%、アゴラマリグループが21.66%、その他一般投資者が7.34%を出資して作られた会社です。(Afrique en Ligne)これはなかなかうまいですね。折しも最大のライバル、Air Senegal Internationalが機能停止していて、西アフリカ仏語圏でのリージョナルフライトのオファーが減ってしまっているので一気に顧客を獲得できるでしょう。Air Ivoireも値下げなどのプロモーションを行っているようです。
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Google:日本で初のAndroid Phone
実はまた日本にいます。これについては来週あたりに落ち着いて書くつもりですが、帰って来てびっくり。今でこそちょっと落ち着きましたが新型インフルエンザパニックのまっただ中でした。ヨーロッパはポルトガルとフランスを経由しましたが、特に変わった様子もなかったです。でも、日本に着いたとたんものものしい警戒、まるでテロでも起きたような・・・そして神戸に着くと日曜だというのにまるでゴーストタウン・・・
さて、ついに日本でも「Google Phone」Android携帯がDocomoから発表されましたね。これは台湾htc社の「HTC Magic」です。AndroidのコミュニティにはDocomoをはじめとした日本の携帯メーカーも名前が並んでいましたが、htcの機材・・・
これは多分日本のケータイというのが、世界の標準とは違う進化を遂げていて、メーカーもそちらに注力していたということなのでしょう。いわゆる「スマートフォン」と言われるジャンルは基本的にPDAから進化していると言えます。出発点がザウルスであり、Newtonである。それでBlackBerryになり今度はPalm Preが来るという線を描くことができます。一方日本のケータイはエンタテイメントフォンとも言うべきガジェットの集大成が多いような気がします。カメラがつき、音楽機能があって、テレビが見られて・・・という全然別の線。iPhoneはちょうどその中間あたりにスポットできるのではないか?と思います。当然iPhoneというのはそういう既存のカテゴリーにあてはめて考えるものではないのでしょうが、あえて言うならスマートフォンとしてはエンタテイメント性が高く、エンタテイメントフォンとしてはPDA的実用性が高い一種のハイブリッドだと言えると思います。HTC Magicは基本的には正統派のスマートフォンだと思いますが、iPhoneのApp Storeと同じようなものがあり、これによってアプリを追加できるのでこれからエンタテイメント性も高まっていく可能性もあります。
実は海外にもエンタテイメントフォンという形の進化を遂げたものがあります。NokiaのExpress Musicのラインであるとか、Sony EricssonのWalkman Phone、SamsungやLGの多機能ケータイなどがそうです。これらと日本のエンタテイメントフォンの違いは日本特有のワンセグやQRコードといったものがないという点だけでしょう。あとはサイズが小さいということでしょうか。
日本でのAndroid Phoneの位置づけは、どうもiPhoneのライバルというよりは、今まで日本でWindows MobileとかBlackBerryを使っていたニッチなところに参入する形になるんじゃないかと思います。HTC Magicは一般向けとしてそれほど訴求力のあるモノではありませんし、htcにしろグーグルにしろ、Appleのような行き渡ったブランド力もありません。そのあたりは出すDocomoもわかっていると思いますね。たぶん、HTC Magicは国内メーカーがAndroidに手を出す試金石となるのかな?と思います。
ちなみに、Android用のApp Sroreはココ。また、別のまとめ方をしたCyrketもあります。
2009年5月14日木曜日
Africa:News RoundUp 5/13
昨日、水道のことを書きましたが、実はダカールもう1つ不快なことが起こっています。それはゴミ収集の会社でストが起こっていて、ゴミ収集が行われておらず、街路には生ゴミがあふれています。ダカールのゴミ収集についてはほとんど定期的にこのような状態になっています。市がある会社と契約し、しばらくはうまくいきます。しかし、数ヶ月して給料の不払いや待遇についてストがおき、ちょうど今のような状態になります。そして、これがもう耐えられないレベルになってはじめて市が動いて、結局はまた別の会社と契約するのですが、実は中で働いてる人はみんな同じだったりします。つまり、うまい汁を吸っているのは会社を作ってつぶす、これを繰り返している連中だけなんじゃないでしょうか?
ブルキナファソでもストの話題です。数週間前からブルキナでは仏TOTAL社のガソリンスタンドでストが行われています。しかし、これが長期化して来てだんだん他の方面にも影響が出て、不便のみならず、物価が急上昇するなど国民生活の不満が高まって来てどんどん別のストを誘発するという結果になっているようです。(Afrik.com)そして、もう1つブルキナ関係ではベナンとの国境問題があるようです。今日、ブレーズ・コンパオレ大統領はダカールに来ていました。またベナンのヤイ・ボニ大統領はマリを訪問し、アマドウ・トラオレ大統領を訪ねたようです。かなりこの問題について双方で根回しが活発に行われているようです。(Afrique en Ligne)
次にガボンですが、休養に入ったボンゴ大統領は医療用の飛行機でヨーロッパのどこかに飛び立った、と報道された後、どうやらスペインのバルセロナにいるようです。また、ボンゴ大統領が指示した休養中の大統領代行につき、憲法に抵触するという問題が早速飛び出したり、ボンゴ大統領の留守のガボンは政治的不安が高まっているようです。(Afrik.com)ちなみにボンゴ大統領はすでに42年間ガボンの大統領の椅子に座っています。ボンゴ大統領にもしものことがあればすぐにでもボワニを失ったコートジボワールのようになる可能性があるでしょう。
ニジェールです。先日タンジャ大統領が「話をつけたはず」のトアレグゲリラ、MNJ (Mouvement des Nigeriens pour la Justice:正義のためのニジェール人運動)が、「武器はおかない」と前言を翻しました。これはだいたい予想通りと言えます。これまで何十年ももめていたものが1回の話し合いで解決する方がなんだか怪しい。前の宣言はフランスとのウラン取引を無事に終わらすためのポーズにすぎません。(Jeune Afrique)
さて、お隣のマリです。こちらのトアレグ問題に対する構えはタンジャのそれよりはずっと厳しいように見えます。ATT(トラオレ大統領)はかなり本気な印象です。しかし、マリが今つまずいているのは「民営化」のようです。国営電話会社Sotelmaの民営化に関し、モロッコのMaroc Telecomとの交渉が暗礁に乗り上げてしまったようです。また、国営の繊維・布会社CMDTの民営化は1999年から全く進んでないそうです。このように「売れない国営会社」、「民営化の失敗」によってこれらの会社の赤字が累積し、国庫を圧迫しているそうです。(Jeune Afrique)
久しぶりにマダガスカルです。フランスのマダガスカルに対する影響力は未だに強大なわけですが、ラジョエリナ大統領はフランスにとって悩ましいことにリビアとの接近を噂されたりしているようです。(Jeune Afrique)ところが、突然ラジョエリナ大統領はこんどの大統領選には出馬しないと宣言したり、いったいどうなっているのかよくわかりません。これも、ラジョエリナ政権に対して厳しい態度を取っているAUアフリカ連合の現議長であるリビアのカダフィ師の顔を立てた一種の「ポーズ」なのかもしれないですね。(Afrik.com)
ギニアビサウの大統領選挙は6月28日と決定したようで、候補者リストが公表されました。(Afrique en Ligne)
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2009年5月12日火曜日
Africa:News RoundUp 5/12
チャド以外をラウンドアップします。
まずトーゴですが、気象局長のアウデ・エグバレ氏は11日、2009年にトーゴを非常に大きな洪水が襲うことを心配している、と月刊L'Environnement誌で発表しました。トーゴは2007年にも大きな洪水被害を受けています。(Afrik.com)また10日にニャシンベ大統領がアネオを訪問した帰りに、同行していたジャーナリストの乗っていた車両が事故を起こし、5人あまりが重軽傷を負ったということです。こういった「コンボイ」は一度私もセネガルで昔同行したことがあるのですが、平均時速120km位を出すとんでもないモノであることが多いです。道路状態が悪かったり、車両が整備不十分だったりすればすぐに事故になってしまいます。(Afrique en Ligne)
マリではアルカイダとの戦いが相変わらず続いています。AQIM(マグレブアルカイダ)は5/15までにイギリスにとらえられているメンバー、アブゥ・カタダが釈放されなければ2009年1月からAQIMに捕らえられているイギリス人人質を1人殺すと脅しています。マリ政府はアルジェリア政府の協力をうけて、5/9にサハラ地域でこのAQIMに対する作戦を開始しました。また、アルジェリア、モーリタニアおよびニジェールもこの作戦に参加していくそうです。(Afrique en Ligne)
ニジェールですが、フランス在住のニジェール人はタンジャ大統領の任期延長に反対するとしています。(Afrique en Ligne)
コートジボワールの野党勢力は大統領選挙を10月11日に実施するよう求めています。(Afrique en Ligne)
RDC東部の北キブ州では国連関係者がルワンダゲリラの村荒らしに頭を悩ませています。(All Africa)
ところで、セネガルのダカールですが、先週後半から自宅の水道の水圧がものすごく下がってしまって困っています。話を聞いてみると、これはかなり広範囲で生じているようで、何かの工事かとも思うのですが、実に不快です。まったく、この国はいわゆるライフラインと呼ばれるものが全部きっちりと動作した試しがない。最近ようやく停電が減ったと思ったらこのザマです。
Chad:政府軍側の勝利で事態鎮静
チャドの状況です。
日曜にまた戦闘があったあと、チャド軍側がゲリラを押し戻し、ゲリラの退却が始まっているようです。(Afrik.com)しかし、ゲリラ側は「これは戦略的退却であり、UFR(ゲリラ)は人的および物的リソースを温存している」と発表しています。(Afrik.com)また、ゲリラはフランスに対して介入しないよう求めていましたが、フランスは11日外務省公報官フレデリック・デザニョー氏を通し、「ゲリラは武器を置き、チャド政府と対話を行う」よう声明を出しました。(Afrique en Ligne)また、フランスにいる元チャド大統領のグクニ・ウェデイ氏も声明を出し、「現在のチャドの状況を多いに憂慮している。対話だけが解決への道だ。」と述べました。このウェデイ元大統領は現在アルジェに亡命中ですが、今セネガルに置かれた身柄とその裁判が問題となっているヒセイン・ハブレ元大統領とチャドで政争を繰り返した人です。
また、事態の沈静化をうけ、人道援助団体NGOなどが東部チャドに戻りつつあるとJeune Afriqueが伝えています。
Sony:ストリンガーCEO語る
「もし、我々が最初からオープンテクノロジーを採用していたら、今頃Appleに勝利していただろうと私は思う」(Engadget)
SONYのサー・ハワード・ストリンガー会長が日経エレクトロニクスアジアのインタビューに答えて語ったそうです。
このブログに書いたかどうか記憶にないのですが、これは私が常々思っていたことなのです。もちろん、今回のストリンガー会長の発言は音楽に限ったことなのですが、私はSONY全体に言えることだと思います。
Appleは今でこそ、ほとんど絶対的とも言えるブランドを確立していますが、かつては暗黒時代がありました。一般にそれはスカリーCEOの時代、1990年代にジョブスを追い出したときと言われており、その暗黒時代の終焉はジョブスが復帰してiMacを出すときとされています。実は私がMacと出会ったのはこのAppleの暗黒時代でした。しかし、暗黒時代とは言ってもAppleの提供していた世界はものすごく衝撃的な世界だったのです。実は私はAppleに出会う前はSONYを愛用していました。ベータマックスを3台持っていたこともあります。そして、Appleが私にとって特に魅力的だったのはトリニトロンモニターを使っていたこともあります。実際、この時代はAppleとSONYの蜜月時代でもあります。一時は業績が悪化したAppleをSONYが買うのではないか?という噂すらあったと思います。そして、MacOSのライセンス提供があったとき、SONYが来るのか??と期待したものです。今もしAppleがMacOSのライセンス提供を行うとしたら、まずまちがいなくSONYは飛びつく気がします。もちろん、Appleがそんなことをすることはまず絶対にないと思いますが・・・しかしSONYは来ず、VAIOはこともあろうにWindowsのパソコンとなったのです。実はこの時代、業務用としてはワークステーションが全盛でした。NeXTもワークステーションですし、シリコングラフィックスのIndigoがグラフィック用としてもてはやされていました。そのころSONYはNEWSというワークステーションを出していたのです。つまり、SONYにはパソコン用のOSを開発するだけの素地があったと思います。しかし、そのころ世の中のテクノロジーの常識の中でものすごく重要視されていたのが「互換性」でした。そしてSONYはベータマックスで互換性の痛い目にあっていました。これがWindowsの安易な採用をしてしまった主な原因でしょう。VAIOはそれなりにキャラクターを持ったPCだし、スタイルなどでの差別化の努力は涙ぐましいものさえ感じます。しかし、決定的なのはいくらVAIOががんばってもWindowsに縛られる、ということだったのです。強みだったはずの互換性が、他のものとかわらない、差別化を妨げる決定的な要因になってしまったのです。これはコンピュータのソフトウェアの互換性とベータとVHSのようなハード的な互換性が全く性格を異なるものだということもありますし、その違いの中でインターネットが登場してすべてのコンピュータが共通のプラットフォームで動くというものが標準化されたという革命的な技術革新もあったわけです。しかし、SONYには何回も自社OSを開発する機会があったと思います。それをすべてみすみすのがした上、ドル箱になるはずだったVAIOは他のメーカーとの熾烈な競争に晒され、力を盛り返したAppleが音楽産業全体まで巻き込んで、新しいビジネスモデルを作ってすっかりお株を奪われてしまったわけです。私は今からでも遅くないと思います。最近のLINUXデスクトップはとても優れていますし、これをカスタマイズして使えばVAIOは魅力的でオリジナルなPCに生まれ変わるでしょう。MSからVAIOを解放してやること、これがVAIOを救う唯一の道という気がします。ちなみに、オリジナルOSのVAIOが出れば、私も買ってみようと思うでしょうね。
SONYのサー・ハワード・ストリンガー会長が日経エレクトロニクスアジアのインタビューに答えて語ったそうです。
このブログに書いたかどうか記憶にないのですが、これは私が常々思っていたことなのです。もちろん、今回のストリンガー会長の発言は音楽に限ったことなのですが、私はSONY全体に言えることだと思います。
Appleは今でこそ、ほとんど絶対的とも言えるブランドを確立していますが、かつては暗黒時代がありました。一般にそれはスカリーCEOの時代、1990年代にジョブスを追い出したときと言われており、その暗黒時代の終焉はジョブスが復帰してiMacを出すときとされています。実は私がMacと出会ったのはこのAppleの暗黒時代でした。しかし、暗黒時代とは言ってもAppleの提供していた世界はものすごく衝撃的な世界だったのです。実は私はAppleに出会う前はSONYを愛用していました。ベータマックスを3台持っていたこともあります。そして、Appleが私にとって特に魅力的だったのはトリニトロンモニターを使っていたこともあります。実際、この時代はAppleとSONYの蜜月時代でもあります。一時は業績が悪化したAppleをSONYが買うのではないか?という噂すらあったと思います。そして、MacOSのライセンス提供があったとき、SONYが来るのか??と期待したものです。今もしAppleがMacOSのライセンス提供を行うとしたら、まずまちがいなくSONYは飛びつく気がします。もちろん、Appleがそんなことをすることはまず絶対にないと思いますが・・・しかしSONYは来ず、VAIOはこともあろうにWindowsのパソコンとなったのです。実はこの時代、業務用としてはワークステーションが全盛でした。NeXTもワークステーションですし、シリコングラフィックスのIndigoがグラフィック用としてもてはやされていました。そのころSONYはNEWSというワークステーションを出していたのです。つまり、SONYにはパソコン用のOSを開発するだけの素地があったと思います。しかし、そのころ世の中のテクノロジーの常識の中でものすごく重要視されていたのが「互換性」でした。そしてSONYはベータマックスで互換性の痛い目にあっていました。これがWindowsの安易な採用をしてしまった主な原因でしょう。VAIOはそれなりにキャラクターを持ったPCだし、スタイルなどでの差別化の努力は涙ぐましいものさえ感じます。しかし、決定的なのはいくらVAIOががんばってもWindowsに縛られる、ということだったのです。強みだったはずの互換性が、他のものとかわらない、差別化を妨げる決定的な要因になってしまったのです。これはコンピュータのソフトウェアの互換性とベータとVHSのようなハード的な互換性が全く性格を異なるものだということもありますし、その違いの中でインターネットが登場してすべてのコンピュータが共通のプラットフォームで動くというものが標準化されたという革命的な技術革新もあったわけです。しかし、SONYには何回も自社OSを開発する機会があったと思います。それをすべてみすみすのがした上、ドル箱になるはずだったVAIOは他のメーカーとの熾烈な競争に晒され、力を盛り返したAppleが音楽産業全体まで巻き込んで、新しいビジネスモデルを作ってすっかりお株を奪われてしまったわけです。私は今からでも遅くないと思います。最近のLINUXデスクトップはとても優れていますし、これをカスタマイズして使えばVAIOは魅力的でオリジナルなPCに生まれ変わるでしょう。MSからVAIOを解放してやること、これがVAIOを救う唯一の道という気がします。ちなみに、オリジナルOSのVAIOが出れば、私も買ってみようと思うでしょうね。
2009年5月11日月曜日
Google:SPAMブログにされてしまいました
実は先ほどGoogleからメールが来て、このブログにSPAMブログである可能性があるとして確認を要求されてしまいました。
確かに最近多いですね、そういうブログ。
まあ、誰かが見てSPAMだと言われたわけではなく、Googleのロボットがポスティングの内容構成(HTMLを)をスキャンしてSPAMかもしれないと判断しているわけです。
このブログはニュースを扱うようにしてから、毎回かなりの数のリンクが張ってありますので、これが「他のサイトにユーザを誘導するSPAMブログの構成に近い」と判断されたのだと思います。リンク以外ではSPAMと判断されるような要素はないですし。
ということでSPAMブログ指定を解除するリクエストをGoogleに出しました。
これが承認されるまで数日、おかしなメッセージが出るかもしれませんが、無視してください。
なお、当ブログのリンク先はSPAMサイトでないことを確認した上で掲載していますのでご安心ください。
確かに最近多いですね、そういうブログ。
まあ、誰かが見てSPAMだと言われたわけではなく、Googleのロボットがポスティングの内容構成(HTMLを)をスキャンしてSPAMかもしれないと判断しているわけです。
このブログはニュースを扱うようにしてから、毎回かなりの数のリンクが張ってありますので、これが「他のサイトにユーザを誘導するSPAMブログの構成に近い」と判断されたのだと思います。リンク以外ではSPAMと判断されるような要素はないですし。
ということでSPAMブログ指定を解除するリクエストをGoogleに出しました。
これが承認されるまで数日、おかしなメッセージが出るかもしれませんが、無視してください。
なお、当ブログのリンク先はSPAMサイトでないことを確認した上で掲載していますのでご安心ください。
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